コンクール

バレエコンクールにかかる費用とは?【参加費だけでは足りない現実】

2021年5月25日

バレエコンクールにかかる費用とは?【参加費だけでは足りない現実】

この記事を読むと、バレエコンクールにかかる費用とその内訳が分かります。

バレエの先生にコンクールに出てみないかと誘われたみたいだけど、バレエコンクールに出るにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

こんな疑問に元バレエ教師がお答えします。

バレエを習っているといつかは出てみたいコンクール。

コンクールに出場するためにはお金が必要です。

しかし、参加費や交通費以外の金額を決めるのはお教室の先生であることが多いので、その費用はお教室によってまちまち。

ままりーな

ぼったくりのような多額の費用を請求されるお教室もありますし、必要最低限で出場できるお教室もあります。

ぼったくりのような多額の費用を請求されるお教室もありますし、必要最低限で出場できるお教室もあります。

実際どのくらいかかるのかはお教室の先輩ママさんに聞いてみるのが一番良いですが、その金額が果たして適正価格なのかは判断しづらいですよね。

そこで、今回はバレエコンクールにかかる費用の内訳と目安についてお話しします。

ままりーな

私がいたお教室の先生はとても良心的な価格でコンクールに出場させてくれました。そうではないお教室もたくさんありますので参考にしていただければ幸いです。

バレエコンクールにかかる費用の内訳

バレエコンクールにかかる費用の内訳

バレエコンクールに参加するためには、やる気だけでなくお金も必要です。

お金がなければバレエはできないと良く聞きますが、まさにその通りだなと感じてしまうのが現実。

特にお礼などは他のスポーツにはなかなかない文化かもしれないですね。

参加費・衣装代等

まずは参加するためにかかる費用です。

参加費や映像代などはコンクールごとに異なりますが、衣装代や音源代などはお教室によって異なります。

参加費

コンクールに参加するための費用です。

平均的には参加費で2~3万円くらいのコンクールが多いようですね。

決選があるコンクールだと、決選出場費を別で請求されることも多く、1万円ほどかかります。

参加費にDVD費が含まれているコンクールもあったりしますので、きちんと募集要項を確認するようにしましょう。

バレエコンクールの参加費は総額2~4万円ほどかかる。

衣装代

クラシックバレエは衣装を着用して審査となります。

クラシックバレエの衣装はきれいな見た目とともに動きやすさも重視されなければならず、高価なものとなっています。

お教室によって衣装の用意の仕方はさまざまです。

ままりーな

参加者それぞれでオーダーで新品のものを作って買取させるお教室、レンタルさせるお教室も多いと思いますが、生徒数の多いお教室では、稽古場で衣装を管理し、それを生徒にレンタルするという形をとっていることも多いですよ。

値段としては、もちろん新品でオーダーメイドで作った場合が一番高く、5~10万円以上はかかります。

個人でレンタルする場合でも1万円ほどは見ておいたほうが良いでしょう。

ままりーな
レンタルの場合はレンタル期間が決まっているため、あまり長く衣装を着て練習ができないというデメリットもあります。また、コンクールは背景もなく、1人で踊るため、ある程度豪華な衣装でないと舞台映えしない可能性もあるので、少し高価な衣装を選んだほうが良いですよ。

お教室でレンタルしている場合でも5000円~1万円はかかります。

衣装をメンテナンスするのにお金がかかりますし、安価で貸し出して大切に扱ってもらえないのも困りますよね。

ただし、個人でレンタルするよりも早くから着て練習することもできますし、タイミングが合えば新しくオーダーした衣装を着ることもできるかもしれません。

衣装代は5000円~10万円以上と幅広く、お教室によって異なる。

ままりーな
衣装代はお教室によって対応がさまざまです。コンクールに出るようになってからお教室を移動する場合、衣装代等についてもきちんと確認しておくと良いお教室を見つけやすいかもしれませんね。

プロになりたいと思ったときのバレエ教室の選び方はこちらのバレエ教室の選び方で子供の人生が変わる【プロを目指す子向け】を参考にして下さいね。

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音源代

音源代はコンクールごとによっても異なりますし、お教室によっても異なります。

コンクールによって課題曲が指定されている場合、踊りたい1曲を1000~2000円ほどで購入するか、課題曲がすべて収録されたCDを1~2万円ほどで購入することになります。

ままりーな

多くのお教室が課題曲をすべて収録されたものを購入していると思いますので、1人当たり1000~3000円の請求があるかどうかという感じでしょう。

課題曲が指定されていない場合、音源のCDを用意しなければなりません。

自分で製作することもできますが、業者に頼む場合は2000~5000円ほどかかるでしょう。

音響代は課題曲が指定されているかどうかにもより、お教室によっては請求されないことも。

映像・写真代

コンクール当日の踊りを記録したDVDなどの映像や写真にもお金がかかります。

コンクール会場は撮影禁止なので自分で撮影することはできません。

購入は強制ではないですが、映像は終わった後に先生に見せたり、自分で自分の踊りを確認することもできるので買ったほうが良いでしょう。

ままりーな

DVD等の映像は5000円ほどかかりますが、コンクールによっては参加費に含まれていることもあるので確認してくださいね。

また、写真に関しては完全に好みです。

私はコンクールの写真は購入したことがありません。

写真を購入するくらいであればDVD等の映像を購入しましょう。

映像代は5000円ほどかかりますが購入は必須です。写真代は基本的に必要ないでしょう。

ままりーな
1曲しか入っていないのに高いと思いますが、その分有効に活用することができるので必ず買いましょう。お教室によっては強制されていることもありますよ。

特別レッスン費・お礼

コンクールに出場するためには通常のレッスンとは別にコンクールの踊りを見てもらう必要があります。

お教室によって名称は違うと思いますが、通常の月謝とは別にレッスン代を請求されることがほとんどです。

また、お礼はバレエ界では常識と言っても過言ではありません。

いずれもお教室によって金額が大きく異なることもあるので、先輩ママさんから情報収集しましょう。

特別レッスン費

特別レッスン費は定額の場合も時間制の場合もあるようです。

私が通っていたお教室は1つのコンクールで2万円と決められていましたが、10分1000円と高額な価格を設定しているお教室も。

定額であらかじめ指定されていたほうが親としては安心ですし、たくさん見ていただくことができますよ。

ままりーな

もちろん通常レッスンとは異なり、ほぼ個人レッスン状態で見ていただくわけですから、高額になることは覚悟しなくてはなりません。

しかし、生徒数も多い人気のお教室ほどこれらのレッスン費は安くなる傾向にあります。

その分見ていただける時間は少なくなってしまうかもしれませんが、人のレッスンから学べることもたくさんありますよ。

お教室を変える検討をしている方はこの特別レッスン費についても確認してみると良いでしょう。

特別レッスン費はお教室によって大きく異なる。2~10万円を超えることも。

ままりーな
ここはお教室の考え方によって大きく変わる金額です。また、相場もないので先生が自由に決められます。お金目当ての先生は高額に設定している傾向にありますよ。

通っているお教室がダメなバレエ教室ではないか不安な方はこちらの日本はダメなバレエ教室だらけ!【プロを目指すならまず教室選び】で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

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お礼

コンクールごとに先生にお礼を渡すのがバレエ界の慣習です。

上位入賞するとさらに追加でお礼を渡すことも。

あくまでもお礼なので金額は決められていないこともありますし、お教室の生徒さん同士で決め、一緒に渡すこともあります。

ままりーな

驚くことに先生が指定しているお教室もあるそうですよ。

相場としては1~5万円ほどですが、こちらもお教室によって大きく異なります。

先生によりますが、もらうのが当たり前という感覚の先生が多いのがバレエ界です。

お礼はあくまでも気持ちではあるが、相場は1~5万円ほど。お教室によって大きく異なります。

ままりーな
お礼の金額を指定しているのはどうかと思いますが…もめないように慣例のように決まっていることもありますよね。こちらもお教室の先輩ママさんに聞くのが確実です。

当日にかかる費用

コンクール会場によっては交通費が大きくかかる場合や宿泊代がかかることも。

これは住んでいる地域やコンクール会場によって異なります。

交通費・宿泊代

当たり前ですが、遠い場所のコンクールに出場するためには交通費・宿泊費だけで高額になります。

こちらに関しては住んでいる環境等によって異なるので予算は割愛させていただきますね。

注意点としましては、先生方の交通費も生徒が負担することが多いという点です。

同じお教室から何人も参加するのであれば、先生の交通費・宿泊費は割って負担またはお礼に多めに入れることが多いでしょう。

ままりーな
どうしても大都市でのコンクールが多いので、地方にお住まいの方は高額な出費になることも。予選決戦があり、部門数も多いコンクールだと日程も長くなりがちです。その際は宿泊日数も長くなるため宿泊代も高くなります。

差し入れ

先生方の食事や飲みもの、お菓子等も負担して準備することになるでしょう。

特に出場人数が多いお教室の場合、先生方は1日中楽屋に缶詰め状態になることも。

ままりーな

高価なものでなくてはならないわけではありませんが、私が付き添いをしていた時はよく有名店のお弁当などを差し入れしていただきました。

季節や天候に応じて冷たい飲み物やつまみやすいおやつ等があるとありがたかったです。

こちらも先生の人数や出場者の人数によって異なりますので予算は割愛させていただきます。

ままりーな
楽屋で飲み食いすることがほとんどなので、においの強いものやこぼしやすいものは避けたほうが良いですよ。

消耗品

こちらは通常のレッスンでも使用するものですが、コンクール用に準備するものもあります。

1度購入してあれば繰り返し使えるものもありますが、状態を確認して本番ではきれいなものを使用しましょう。

コンクール用に準備するもの

  • 本番用タイツ
  • 本番用トウシューズ(バレエシューズ)
  • つけまつげ(女の子)
  • ボディーファンデーション・アンダーショーツ(男の子はサポーター)
  • メイク道具・整髪料・髪ピン etc…

女の子のトウシューズは本番前につぶれてしまっては困るので多めに用意したほうが良いでしょう。

稽古場と舞台の床が違うとつぶれ方も変わったりします。

本番でも履けるきれいなものを予備として持っておくと安心ですよ。

ままりーな
コンクール前は練習量も増えるのでトウシューズの消費が早くなってしまいます。男の子のバレエシューズも同じこと。だからと言って古いものばかりで練習していると、本番用のシューズと感覚が変わって踊りづらいこともあるので注意が必要です。

バレエコンクールの特別レッスン

バレエコンクールの特別レッスン

バレエコンクールに向けた特別レッスンとはどのようなことを行うのでしょうか?

普段のレッスンとは別にお金を払っているわけですので、より多くのことを吸収してきてほしいですよね。

ヴァリエーションの指導

特別レッスンではメインがコンクールで踊るヴァリエーションと呼ばれる踊りの指導を行います。

普段のレッスンとは異なり、アクセントのつけ方、表現の仕方など、見せる踊りを踊ることが目標です。

ままりーな

とはいえ、コンクールに初めて出るような子であれば、まずは踊りを踊りきることで精いっぱいでしょう。

レッスンでは一つ一つの動きをそれぞれ練習できますが、踊りになるとステップとステップをつなげなければなりません。

そのつなぎをきれいにすることも上達のコツと言えるでしょう。

ままりーな
どんなVaであっても基本は普段のレッスンです。何かできないステップがあったときは、レッスンから見直しましょう。

お教室によってさまざま

特別レッスンのやり方はお教室によってさまざまです。

大勢で一緒にやる場合もありますし、完全に個人レッスンにすることも。

人数が多いお教室の場合、見てもらえる時間は少ないかもしれませんが、その分他の人に向けた注意も聞くことができます。

ままりーな

に同じVaを踊る人への注意は自分にも取り入れやすいものが多いと思いますよ。

時間を無駄にしないためにも、注意されたことはすべて頭に入れましょう。

それが難しいと思う人はバレエノートを作ってメモをするのもおすすめです。

ままりーな
やり方はお教室によってさまざまですが、注意されたことを次回までに直しておくことはどんな時でも同じです。特別レッスンがあった日は、どんなことを注意されたかをお子さんに聞いてあげることも良いかもしれないですね。

家でもできること

踊るスペースがなくても、イメージトレーニングはできます。

踊っているときにどんなことを考えたいか、どんなことを注意したいか、どんな風にバランスをとるのが理想か…

そんなことを想像しながらヴァリエーションの音楽を聴いてみましょう。

身体を動かしていなくても、踊っている感覚がよみがえってきますよ。

ままりーな

私自身も家や移動時間にはよくVaの音楽を聴いていましたが、実際に踊るときにも同じように踊ることができるようになるのでおすすめです。

何度特別レッスンを受けてもうまくならなければお金も時間も無駄になります。

せっかく受けた特別レッスンを無駄にしないためにも、おうちで注意をすべて直して踊るイメージを頭で作り上げましょう。

きっと身体もついてきてくれますよ。

ままりーな
テクニックのことに表現のこと…踊っているときに考えることはたくさんあります。特にテクニックや身体の使い方は本番までに身体に染み込ませて、本番では表現に集中できるようにすると踊りにより集中できますよ。

バレエの表現力のつけ方はこちらのバレエで表現力がある子になる方法【レッスンから表現力を鍛えよう】の記事で詳しく解説しています。

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バレエコンクールに必要なお礼

バレエコンクールに必要なお礼

お礼ってどうしたらよいのか難しいですよね。

まずはお教室の先輩ママさんに聞いてみるのが良いでしょう。

こちらではあくまでも一般的なお礼についてご紹介します。

相場はあるようでない

お礼はあくまでも気持ちです。

少ないからおかしいとか、多いからえらいとかそういう次元ではないですが…やはり気になりますよね。

ままりーな

相場としては先ほどもお話ししたように1~5万円ほどかなという印象です。

ただし、コンクールの日程の長さや距離などでも変わると思いますし、決選があれば予選でも決選でも必要になることが多いでしょう。

まさに「郷に入っては郷に従え」というように、それぞれのお教室の慣例に従うのが波風立たずに良いと思いますよ。

ままりーな
私が教師をしていたころも、上位に入賞した子からお礼として様々な品をいただきました。ありがたかったですが、大変だな…と思ってしまいました。でも、バレエ界はそういう世界です。

高額を要求する先生に注意

まれにですが、お礼は10万円などという先生もいるのは事実です。

…言い方が悪いですが、完全に金儲けですよね…。

それでもその先生についていくのであればそれでも良いと思いますが、日本にバレエ教室はいくらでもあります。

もっとお金よりも大切なことを忘れずに指導してくれる先生がいることを頭に入れておいてくださいね。

ままりーな
なぜかお金ばかり請求する先生ほど自分で指導せずに助教師や生徒に指導させるんですよね…。

バレエ教室を変えるタイミングについてはこちらの今こそバレエ教室を変えるタイミング!【トラブルなく移籍する方法】で詳しく解説しています。

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感謝の気持ちは成長で返しましょう

本当に生徒のことを想う先生は、お金よりも生徒の成長のほうが嬉しいです。

一生懸命指導しているのに全く進歩してくれない生徒は、どんなにお礼をもらっても指導に熱は入りません。

ままりーな
ちなみに、お金持ちでお礼をたくさんくれるからと言って主役になれるようなお教室も要注意ですよ。

お金があまりなくても、日々のレッスンできちんと成長がみられる生徒のほうが指導に熱が入ります。

先生も人間ですから、やっていることの成果が見えるのはうれしいものです。

お金よりも大切なことを先生にも生徒さんにも忘れないでいてほしいですね。

ままりーな
だからと言ってお礼をしなくてもいいというわけではありません。それでは非常識となってしまいますよね。過剰なお礼より成長を先生に見せてあげるようにしましょう。

まとめ:バレエコンクールには多くの費用がかかる!

今回はバレエコンクールにかかる費用についてお話ししました。

多くの項目があり、参加するだけでもお金がかかるバレエコンクール。

ままりーな

しかし、結果はどうであれ参加することで成長できることは間違いないでしょう。

コンクールに参加することに賛否はあるかもしれませんが、1人で舞台で踊るという経験はなかなかできるものではありません。

ぜひ家計と相談しつつ経験させてあげてほしいなと思っています。

ままりーな
コンクールに出れる子はすごいんだと自慢する子もいるようですが、全く関係ありません。あくまでも基本はレッスンですし、レッスンの延長としてコンクールがあることを忘れないでくださいね。

バレエコンクールに必要な持ち物についてはこちらのバレエコンクールに必要な持ち物リスト【これだけあれば安心】で詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。

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