このページでは私の自己紹介とサイトの紹介をさせていただきます。
当サイトではバレエを頑張るお子さんをお持ちのバレエママさんに向けて、元バレエ教師、元ダンサーの私からお伝えしたいことをメインに更新を行っていきます。
特に伝えたいことはバレエは「身長」がなければチャンスをつかめないという事実です。
私自身、もともと身長が低いためとても苦労をしました。
どんなに努力しても自分の実力だけでカバーできないことがあるという現実はとても辛かったです。
このサイトを通して、身長のせいで悔しい思いをするダンサーの卵が一人でも少なくなることを祈っています。
ままりーなのプロフィール
簡単ですが私のバレエ人生をご紹介いたします。
現在の私は専業主婦となり子育て奮闘中です。
もう踊ることはできないけれど、私にとってバレエはかけがえのないものであることには変わりありません。
幼少期~小学生
バレエを始めたのは4歳のころだったそうです。
幼稚園の仲良しの友達に誘われて始めたのがきっかけ。
当時から踊ることが大好きな子供だったようです。
小学生の時は週2回のみのレッスン。
それでも4年生のころからコンクールにも挑戦させていただいていました。
中学生
転機が訪れたのは中学に入るタイミング。
通っていたお教室が週2回のレッスンしかなかったため、当時の先生から「もっと大きなお教室でたくさんレッスンしたら?」と言っていただきました。
もちろん当時の先生は教室をやめるのではなく2つ通うという意味での提案だったようですが、結果的にはお教室を変えることに。
これが私のバレエ人生の本格的な始まりでした。
新しいお教室は毎日レッスンをしていて、コンクールの上位入賞者もたくさん出ているようなお教室。
週2回のレッスンの私から見たらまるで別世界だったことを覚えています。
生徒みんなが本気でバレエを習い、プロを目指している人たくさんもいる熱気のあるクラスでした。
高校生
高校に入ると同い年の友達が留学に行き始めていましたが、私は高校進学を選びました。
もともと公立中に通っていた私ですが、高校受験も推薦で公立校に無事合格。
負けず嫌いで学校の勉強も上位でないと嫌だったことが功を奏して、成績はオール5をいただいていました。
それでもバレエ留学へのあこがれもあり、1年生の夏にサマースクールへ。
留学自体はとても充実したものでしたが、その学校の校長先生に「あなたは背が低いから日本で頑張りなさい。」そう言われてしまいました。
それは身長のせいで入学できないということを示していました。ちなみに私の身長は150㎝ほど。いつも背の順で一番前にいました。
留学時に担任をしてくれた先生が「短期間で成長したあなたを誇りに思う。僕は君を育てたいから校長にかけあったけどどうしてもだめだった。僕の力不足でごめんなさい。」
そう言ってくれたので、嬉しさもあり、それ以上に悔しさ、悲しさで涙をこらえることができませんでした。
私の最大のコンプレックスであった身長がこうも自分の人生を狭めてしまうのか…。
大学生
その後一度本気でバレエをやめたいと親と先生に言ってみたものの、今まで積み重ねてきたものを捨てられず、卒業の時期を迎えました。
バレエ留学をあきらめきれていなかったので高校卒業後は留学のつもりでいましたが、ダメもとで受けた国立大の舞踊コースに推薦で受かり、大学進学の道へ。
このころから教室で子供たちへの教えも任されるようになり、さらにバレエ漬けの日々を過ごしていました。
人に教えるためには自分がきちんと理解していなければならないということを改めて実感し、自分のレッスンを見つめなおしながら大学で解剖学や運動学の知識も身に着け、より良いレッスンをすることが私の当時の生きがいでした。
しかしある日、違和感を常に感じていた右膝をレッスン中に痛めてしまいました。
ただの半月板損傷かと思いきや、「円盤状半月板」という先天性のものであることが発覚。
右膝の手術、リハビリを乗り越えた約2年後、左膝も手術をしてもらうことに。
これで手術は終わりと思っていたけれど、もっと恐ろしいことが待っていました。
教師時代
大学卒業後は教室で助教師として活動させていただくことに。
もちろん踊りながら子供の教えもする日々だったので、辛いことも多々ありました。
それでもやっぱりバレエが好きなんだなと思うことも多く、バレエ教師をさせていただけて幸せだったなと今となっては思います。
出来なかったことができるようになった時の子供たちの笑顔や、わからなかったことがスッと身体に入っていった時の大人の方の晴れ晴れした顔。
私まで嬉しくなるような経験をたくさんできて良かったと思っています。
そんな日々が続いていましたが…ある日突然最初に手術した右膝が動かなくなりました。
膝が曲がったままそれ以上曲げることも伸ばすこともできない状態に。
落ち着いて気力で伸ばしたら大きなボキッという音とともに動くようにはなりましたが、そこから定期的に同じ現象が起こるようになってしまいました。
以前手術した後遺症によってできた「骨棘」という骨のトゲが膝関節に入り込んでしまうようになっていたのです。
手術でしか取り除くことができないと言われましたが、なかなか手術の日が決まらず、最終的には手術前1カ月ほどは膝が曲がったまま動かすことができなくなり、膝を曲げたまま歩くしかない状態まで悪化してしまいました。
~現在
無事手術は成功。その後プライベートで結婚、妊娠もあり、バレエとは疎遠に…。
今もただ歩いていたりするだけで膝に痛みがある日もあります。
正常に歩けない状態にまで悪化してしまい、当たり前にできることができなくなるという恐怖を味わったこともあり、もう一生バレエは踊れなくても良いから歩けなくなるという最悪の状態には絶対になりたくない。
そう思うようになりました。
しかし、子供も生まれ、バレエのことを考えることすらしなくなっていましたが、このままでいいのだろうか?という気持ちもずっと心に残っていました。
そして私のバレエ半生が誰かのためになるのなら…!と思い、この「バレママ -Ballet mama suport-」を運営することを決意。
ダンサー本人に伝えたいこともたくさんありますが、バレエママさんに向けたサイトはなかなかないのでは?と思い、バレエママさんに向けたサイトにしました。
当サイトを通して伝えたいこと
私のバレエ人生を読んでいただいた方は分かると思いますが、私は「身長」というコンプレックスでとてもつらい思いをしました。
同じような境遇になってしまう子供を減らしたい。
そんな気持ちを込めてサイトを作っています。
バレエは「身長」がなければチャンスをつかめない
バレエ界は厳しい世界です。
バレリーナは細いというイメージは多くの人が持っていると思いますが、細いだけではいけません。
私のように身長が低いだけでチャンスをつかむことができないことがあり得る世界なのです。
日本も例外ではありません。
日本の新国立バレエ団でも女性ダンサーは165㎝以上と明記されています。
お子さんがプロを目指すかはまだわからないかもしれません。
でもママさんが今できること。今にしかできないことがあるとしたら成長のサポートではないでしょうか。
家でできるバレエママの子供サポート
私が教師時代よくママさんに「うちの子は上達しそうですか?」という質問をされていました。
やはりお金を払って習わせている以上、上達の見込みがなければ続けるべきか悩みますよね。
お子さんのバレエに対するやる気はレッスン中だけでなく自宅にいるときにこそ分かると私は考えています。
おうちでできる練習や食事の工夫を通してお子さんの気持ちをサポートしてあげてくださいね。
随時コンテンツ更新していきます!
子育ての合間にはなりますが、更新頑張りたいと思います。
こんな記事を書いてほしいというご要望があればお答えしますのでご希望はお問い合わせからお願いします。