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バレエ留学とその後の進路はきちんと考えておくべき【実際の事例あり】

2021年10月15日

バレエ留学とその後の進路はきちんと考えておくべき【実際の事例あり】

この記事を読むとバレエ留学した人のその後の進路について分かります。

バレエママ

子供がバレエ留学したいと言っているけど、留学してその後はどんな進路が待っているのかよくわかりません。

こんな疑問に元バレエ教師がお答えします。

バレエ留学へのあこがれはあるけれど、実際バレエ留学した後ってどんな進路が待っているのかよくわからないのではないでしょうか。

もちろんバレエ団へ就職できるのであれば一番良いですが、日本のバレエ団に就職してもなかなか自立できるほどの収入にはなりません。

そうなると視野に入れたいのが海外のバレエ団ですが、昨今の状況もありなかなか難しいのが現状です。

実際に私が見てきたバレエ留学生の進路について実例とともに解説いていきます。

ままりーな

バレエ留学したからプロになれるとは限りません。しかし、せっかくの留学ですからその知識を生かした進路を進みたいですよね。

バレエ留学とその後の進路

バレエ留学とその後の進路

バレエに関係する仕事は思っている以上に多くあります。

しかし、バレエ留学を考えている人の多くはバレエ団に就職してバレエダンサーになりたいと思っているのではないでしょうか。

もちろんその道に進むことを目標にするべきだと思いますよ。

ただし、バレエ団に就職することはそう簡単なことではないということを頭に入れて、他にも自分が興味のあることを探しておくことはとても重要なポイントです。

バレエ団就職

バレエ留学からいちばんスムーズで理想的な進路は、そのまま海外のバレエ団に就職することです。

しかし、バレエ団の人数も飽和状態であり、ただでさえオーディションで合格することはなかなか厳しいのが現状。

特に日本人は、日本のバレエ団では収入が少ないため海外のバレエ団に就職することが多く、どのバレエ団にもすでに日本人が在籍していることでしょう。

よほどバレエ団が欲しがっている体格やタイプのダンサーでない限りなかなか就職は難しくなってしまっています。

ままりーな

だからと言ってあきらめる必要はありません。意志の強さと努力で海外のバレエ団に就職している子はいくらでもいますよ。やはりあらゆる手段を使って自分から動くことが大切です。

また違った目線からバレエ団に就職ということを考えると、理学療法士やトレーナーとしてバレエ団専属で雇ってもらうことも可能です。

治療やリハビリのことに興味があれば、ダンサーを支える立場で仕事をすることもできます。

バレエをきちんと理解していないとバレエ団専属のトレーナーにはなれないので、バレエ留学の知識は生かせるのではないでしょうか。

ままりーな

ただし、日本のバレエ団では専属のトレーナーはほぼいません。個人で治療院を開設して、ダンサーの口コミで広まるパターンが多いように思います。

日本でレッスンを続ける

意外と多いのが、就職先が決まらずに日本に帰国して、留学前と同じようにレッスンをするというパターンです。

次のバレエ団のオーディション時期までもともといたバレエ教室のレッスンやオープンクラスを受けたり、バイトをして生活しています。

どうしても海外のバレエ団に就職したい子はチャンスを狙って準備をしているのです。

ままりーな

しかし、自分は何をやっているのだろう…と思ってしまうことも多いようで、途中でバレエ団就職をあきらめて違う道に進む子もいます。

また、このパターンで多いのがそのまま所属しているバレエ教室の教師になることです。

お教室の先生も人手が足りなければ日本にいる間だけでも手伝ってほしいと申し出ることでしょう。

そのまま教えることが楽しくなり、専属の教師として自分も踊りながら活動していくことを選ぶ進路もあります。

ただし、これは所属しているお教室の先生次第でもありますね。

ままりーな

大きな収入ではないと思いますが、好きなことを仕事にでき、自分も踊り続けられるのでおすすめです。先生に交渉してみるのも良いでしょう。

大学に行く(違う夢を見つける)

バレエ留学をしてみて、自分にバレエダンサーは合わないと思ったり、オーディションに受からなくて自信をなくしたり、ケガで踊れなくなったり…様々な理由でバレエから離れる人もいます。

バレエだけが人生ではないので、もちろんそのような選択も間違いではないですよね。

留学はそれに気づくためのステップだったのでしょう。

ただ、バレエ留学に送り出した親からしてみると…少し複雑な心境かもしれませんね。

ままりーな

安くない費用を払って留学に送り出したのに…と思うママさんも多いようです。それでもお子さんの選択を応援してあげてほしいです。

また、踊ることをやめたとしてもバレエに関わる道はいくらでもあります。

いくつか思いつくものを紹介していきますね。

  • バレエ教師
  • バレエの衣裳・レオタード製作
  • バレエの小物製作
  • 照明・音響・舞台裏方関係
  • 治療師
  • 整形外科医
  • 舞台受付スタッフ
  • 栄養士
  • ピラティス・ジャイロキネシス指導
  • バレエ用品会社
  • …etc

たとえバレエをやめてしまっても、バレエと関わる道はたくさんありますし、バレエ鑑賞が趣味でも良いと思います。

ただ、留学までしてそれは…とママさんが思ってしまうのはしょうがないですよね。

それだけバレエ留学は将来の進路に関わる選択だと思って覚悟したほうが良いと思いますよ。

ままりーな

中高生くらいの年齢で将来を考えることはとても難しこと。やってみないとわからないこともありますが、やはり本人が強い意志を持っているかはきちんと見極める必要があるかもしれませんね。

実際にバレエ留学した人のその後

実際にバレエ留学した人のその後

実際にバレエ留学した人の進路もさまざまです。

希望どおりバレエ団に就職した人もいればそうではない人もいます。

私が知っている元バレエ留学生の実例を紹介していきますね。

そのまま就職

そのまま海外のバレエ団に就職することが一番理想的ですよね。

もちろんできる子もいます。

ただし必ずしも条件が良く、上手な子であるとは限らないのが不思議なところです。

ままりーな

どんなに上手な子でも、バレエ団が欲しいと思っているタイプのダンサーでないと受からないこともあります。

バレエ団側もさまざまな役柄がありますので、同じタイプのダンサーばかりほしいとは思わないからです。

バレエ団が欲しいダンサーのタイプ一致していればすんなりと合格することもありますよ。

バレエ団の就職も縁とタイミングがとても重要となっています。

ままりーな

受けるバレエ団が多ければ多いほど可能性は高くなりますが、その分多くの国をまたぐこととなりとても大変です。また、知り合いがいるなどコネクションで入れることもあるのが実情です。

日本でレッスンしたのち就職

留学後、一度日本に帰国してから海外のバレエ団に就職する人もいます。

留学中にはバレエ団が決まらなくても、諦めずに次の年オーデションを受けて見事合格し、あらためて海外に行くパターンです。

留学直後は年齢も低く、即戦力を欲しいと思っているバレエ団はなかなか採用してくれないこともあります。

1年あけて実力をつけ、次のタイミングを狙い、見事合格をもらうパターンもありますよ。

ままりーな

ただし、日本にいると気も緩みがちですし、オーディションのためにまた飛行機代がかかるなどデメリットも多くあります。目標を失わない強い意志が必要です。

少しでもオーディションを有利に進めるため、バレエ団に就職している人に連絡を取ってバレエ団の空きが出そうか聞くものよいでしょう。

可能であればディレクターに交渉してもらうことができるか聞いてみるのもおすすめです。

使えるコネクションはフル活用してなんとしてでも就職先を見つける努力をしましょう。

ままりーな

日本に帰国するデメリットもありますが、その分時間ができるので対策もできます。今は特にバレエ団に就職することは大変です。できることはなんでもやってみましょう。

日本で教師になる

バレエ教師になるために資格はいりません。

つまり、誰でもバレエ教師になることができます。

留学から帰ってきて、まず所属しているバレエスクールの教えを手伝うことはよくあるパターンです。

ただしこれは日本だからできること。

海外ではバレエ教師になるための資格があることが一般的です。

ままりーな

誰でもバレエ教師になれるため、きちんと留学して学んだ実績は差別化にもつながります。

お稽古事としてバレエが広まっている日本では、バレエ教師を募集している場所も多くあります。

一例をあげるとこんな感じです。

  • バレエ教室(自分が習っていたところで始めるパターンが多い)
  • カルチャースクール
  • 幼稚園の習い事
  • ジムのインストラクター

自分が育ったバレエ教室の手伝いをしている人が多いですが、ジムやカルチャースクールなどは全国にありますので、募集を探してみると良いかもしれません。

もちろん自分でお教室を開くという選択もありますよ。

ただし、留学直後の皆さんでは少し早いと思いますので、まずは教える勉強も兼ねていろんな場所でいろんな人に教える経験を積むのが良いでしょう。

ままりーな

踊って食べていくことは難しい日本でも、教えて食べることは他の国に比べてしやすいのが現状です。踊ることと教えることは根本的に違うので、まずは自分が教えることが好きかどうかを確かめてみると良いでしょう。

バレエとは違う人生を歩む

バレエだけが人生ではありません。

留学から帰ってきて、全くバレエと違う勉強をするために大学に通ったり、医者になる夢をあらたに追いかけたり…バレエにこだわらずに違う道を進む人ももちろんいます。

ままりーな

理由もさまざまで、バレエがつらくなってしまったから、ケガをしてしまったから、太ってしまって身体のコントロールができなくなってしまったからなど、その人の数だけ理由はあります。

ママさんからしたらもちろん、見ている他人の私でさえもったいないな…と思ってしまうこともありますが、本人の人生です。

バレエ以外にやりたいことが見つけられたのであれば、とことん頑張ってもらいましょう。

ままりーな

バレエを長年やっていると、他の世界が全く見えないことが多いです。それでも他にやりたいことが見つけられたなら、頑張る価値は大いにありますよ。バレエにこだわりすぎず、広い視野で見れる子に育ってほしいですね。

もちろんバレエをやめたから何も残らないわけではありません。

姿勢の良さや礼儀など、踊り以外の部分でもバレエを習っていたことは今後の人生に役立ちます。

毎日自分と向き合う精神力も誰よりも持っているはずです。

どんな道に進んでも、バレエでの経験がお子さんを強くしてくれるでしょう。

ままりーな

私自身バレエをやめて数年たちますが、青春期に鍛えられた精神力のおかげで少しのことではへこたれません。やめてもそれなりに体型は気になりますし、自分を律する心はきちんと植えついているなと感じていますよ。

まとめ:バレエ留学とその後の進路はあらかじめ頭に思い描いておきましょう

バレエ留学はゴールではありません。

高校受験や大学受験がゴールではないように、その先が待っています。

ままりーな

を歩みたいのが…想像でもよいのできちんどんな自分になりたいのか、どんな人生を歩みたいのが…想像でもよいのできちんと考えましょう。

もちろんそれが具体的であればあるほどそれを実現できる可能性は高くなります。

バレエダンサーになると公言して留学に行った人は、ダンサーとしていまも活躍している人が多いですよ。

ままりーな

バレエだけが人生ではないです。本人の気持ちに反してうまくいかないこともあるでしょう。しかし、目標を強く持っていたほうがその目標を達成できる可能性は高いと思っていますよ。

バレエ留学を考えている人に英語は必須です。

バレエ留学に必要な英語についてはこちらのバレエ留学に必要な英語とは?【留学を無駄にしないために】もあわせてご覧ください。

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